流通用語:カスタマー・インタラクション ・データ【customer interaction data】

カスタマー・インタラクション・データ【customer interaction data】

顧客と企業の間で発生するやり取りの詳細記録。顧客が買物をしたとき、その購買記録は精算時にPOSデータとしてとらえられる。POS記録から、誰が、何を、いつ、いくらで、どのような決済手段でか買ったのかのインタラクション・データが取得できる。しかし、この情報のみでは不十分。インターネット・ショッピングでは、誰が、どのような商品を買おうとしたのかが、消費者の商品検索を記録することでとらえられる。さらに、苦情処理や案内のコール・センターにかかってくる消費者の電話を記録することも可能となってくる。このようなさまざまな顧客とのやりとりをデータベースに記録し、消費者をより理解するのに活用することとなる。この管理概念をカスタマー・リレーションシップ・マネジメント(CRM)という。

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カスタマー・リレーションシップ・マネジメント(CRM)