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気象×購買データで、売れ始め・ピーク・下降の時期を把握
季節商品の売れる時期を予測する「商品前線?」を本格提供
~焼き肉のたれ前線、ドレッシング前線が北上中!~

ビッグデータマーケティングの株式会社True Data(トゥルーデータ/本社:東京都港区、代表取締役社長:米倉 裕之、以下True Data)は、食品、日用品メーカーや小売業などに向け、購買データと気象データを掛け合わせて季節商品の売れる時期を予測するレポートサービス「商品前線?」の本格提供を、2020年2月20日(木)に開始します。

「商品前線」は、過去の気象データと購買データに気象予報を掛け合わせ、季節商品が売れ始める時期、売上のピーク時期、下降に転じる時期を地図上に示す予測サービスです。購買データは、当社が保有する、スーパーマーケット、ドラッグストアにおける、日本最大級5,000万人規模の購買データを統計化して利用し、過去3年分の気象データと、気象庁が発表する3か月予報を掛け合わせて、True Dataの流通気象コンサルタント監修のもとレポートを作成します。食品、日用品について、カテゴリ単位からブランド単位まで、ニーズに合わせた「商品前線」を提供することが可能です。

メーカーや小売業が、チャンスロスを防ぎ、効果的な売り場づくりや販売促進をするためには、季節商品が売れ始めるタイミングを見極めることが重要です。しかし、自社内で気象データと全国規模の購買データを掛け合わせた分析をすることは難しいため、担当者の経験に頼る企業が少なくありません。当サービスでは、誰もがひと目でわかる商品前線地図と地域別の前線時期を記載したレポートにより、自社内はもちろんのこと企業間でも、共通認識に基づいてシーズン商戦にあたることが可能になります。また、「商品前線」は、売上が下降に転じる収束時期も予測することができるため、売り場の切り替えタイミングや在庫量の調整にも活用いただけます。

当社は、購買ビッグデータと様々な情報を掛け合わせることで新たなサービスを創造し、企業・団体・地域のデータマーケティングに貢献してまいります。

春に向けて北上する商品前線(2020年)の一例

 

〈焼き肉のたれ前線〉
一般的に、気温が高く暖かさ・暑さを感じるときは焼き肉などに使う薄切りの肉、気温が低く涼しさ・寒さを感じるときは塊の肉が売れやすいと言われています。焼き肉のたれは、最高気温が15℃を超える頃から販売数の伸びが大きくなります。例年の焼き肉のたれ前線は、3月中旬頃日本列島を北上しますが、気象庁発表の長期予報によると今年はこれから3月にかけても高めの気温が続く予想となっており、各地での前線の到達時期が例年より半月程度早まる見通しです。

〈ドレッシング前線〉
ドレッシングは主に野菜サラダ用の調味料として使われます。冬季は根菜類を主体とした温野菜サラダにマヨネーズ系のこってりしたソースという取り合わせも好まれますが、気温が上昇する時期に入ると、葉物野菜などを使ったサラダにドレッシングをかけて食べる方が多いのではないでしょうか。ドレッシング前線は例年、2月中旬以降4月にかけて北上しますが、気象庁の長期予報で当面高温が続く予想となっているため、ドレッシング前線の北上も例年より早まる可能性が高くなっています。

株式会社True Data 流通気象コンサルタント(気象予報士) 常盤 勝美

■サービス概要
名     称 : 商品前線?
業態/カテゴリ : スーパーマーケットもしくはドラッグストアから選択/食品、日用品のカテゴリ単位からブランド単位まで
エリア区分   : 全国10区分(北海道、東北、北陸、関東甲信、東海、近畿、中国、四国、九州北部、九州南部)
前線の種類   : 立ち上がり時期、ピーク時期、収束時期
形     態 : レポートサービス
サービス開始日 : 2020年2月20日(木)~
問い合わせ先  : True Dataホームページお問い合わせ   https://www.truedata.co.jp/contact