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消費者ニーズのさらなる深掘りが可能に!
「カスタマーデシジョンツリー分析」のサービス内容を拡充

株式会社True Data(トゥルーデータ/本社:東京都港区、代表取締役社長:米倉 裕之、以下True Data)は、あらたな角度からショッパーニーズの構造をとらえるカスタマーデシジョンツリー分析「True Data CDT」に、定性調査(デプスインタビュー)とキーワード分析をオプションメニューとして追加し、より深く消費者ニーズを探索できるサービスに拡充します。本オプションは2021年12月1日(水)より提供を開始します。
当社は、購買データを活用した様々なソリューションを提供することで、企業のデータマーケティングに貢献してまいります。

■カスタマーデシジョンツリー分析「True Data CDT」について
カスタマーデシジョンツリーは、実購買データから、市場における顕在化された顧客ニーズを構造化し、消費者のニーズ構造から自社商品のポジションを明らかにする分析手法です。購買データ(ID-POS)を使い、「何と一緒に買われているか」等の情報をもとに、データマイニングの手法で商品ごとのツリー構造(デンドログラム)を出力して商品グループに分け、各グループにはどのようなニーズがあるのかを解釈します。この分析は、カテゴリマネジメントのプロセスで品揃え計画に使用したり、マーケティング部門がポジショニング戦略に利用したりなど、様々な用途があります。一般的なカスタマーデシションツリーの分析手法では、「ニーズのグループが予想した通りで、新しい発見が得られなかった」といったことも多く見られます。 これは、購買行動は、そもそも棚の配置やブランドの塊などの既存の条件によってバイアスをうけ、そのため、純粋なニーズというものをあぶりだすことが難しいからです。「True Data CDT」では、長年の購買データ分析ノウハウの蓄積から確立した計算処理を行うことで、無意識に起こる購買行動をあぶり出し、消費者ニーズの深掘りが可能になります。

※分析結果はイメージです

■今回追加するオプションについて
今回、定性調査(デプスインタビュー)とキーワード分析をオプションで実施することで、ニーズを言語化し、ビジネスの現場に生かしていただく分析を提供することができるようになりました。

 
1.定性調査(デプスインタビュー)
デンドログラムで購買行動を分析する際、「購買行動にどのような心理的背景があるのか」、「行動の理由は」といった疑問が出てきます。これらの解の可能性を探索するために定性調査(カテゴリショッパー・デプスインタビュー)をオプションとして提供します。 カテゴリショッパー・デプスインタビューでは、代表的なプロファイルのショッパーに対して、カテゴリの購買や使用の際に持っている情報や習慣をヒアリングしながら購買意思決定の「WHY」にせまります。 

2.キーワード分析
分析で分類した商品は、購入された後どのような評価を受けているのか、大手ECサイト等の購入者レビューで語られている意見や感想をテキストマイニング手法で抽出し、グループごとの特徴的なキーワードを洗い出します。 この分析により、購入動機や商品に対する期待値の輪郭をつかみやすくなります。

サービス概要
True Data CDT分析のプロセス(フルスケールの場合)
1)課題の設定 
2)データマイニングによるCDT、キーワード分析、デプスインタビューのプロジェクトスコープの確認 
3)デンドログラム、キーワード分析から1次CDT作成   
4)1次CDTで、発見できた課題をデプスインタビューで深堀り
5)最終CDT分析の作成 

■株式会社True Data 代表取締役社長 米倉裕之のコメント
True Dataは、「データと知恵で未来をつくる」というパーパスのもと、様々な角度からビッグデータの分析を試みています。今回、ご紹介する「True Data CDT」は、データマイニングをさらに奥深く、深層を突きとめるための探索に重きを置いたサービスであり、従来の常識にとらわれないニーズを探すことができるものだと確信しております。これまで見えていなかった消費者の真実を見える化することにより、クライアントの皆様の新たな価値を発見するお手伝いができれば、これほどうれしいことはありません。