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ビッグデータプラットフォームを運営する株式会社True Data（トゥルーデータ／本社：東京都港区、代表取締役社長：米倉 裕之、証券コード4416）は、当社の統計データをもとに、ドラッグストア、食品スーパーマーケットにおける2025年3月の売り上げ伸長カテゴリを発表します。「米」の売上金額が前年同月と比べ大きく増加しましたが、売上個数は微増にとどまりました。今後の備蓄米の放出先拡大が、消費者の購買行動にどのような影響を与えるのか注目されます。当年3月は北・東・西日本では平年より暖かく、特に東京都心では、気象庁の統計開始以来、3月としては最多となる4日間の夏日を記録しました。こうした陽気の影響からか、ドラッグストアで「UVケア・サンタン」「制汗防臭剤」などが伸長し、食品スーパーマーケットでは「スピリッツ」「炭酸水」「パーソナルアイスその他」などの夏物商材が前年に比べ売り上げを伸ばしました。

【3月の消費動向】

■食品スーパーマーケットで米の売上金額が前年比1.7倍超

備蓄米放出の話題があるなか、「米」の売上金額は食品スーパーマーケットで前年同月と比べ72.9％増加、ドラッグストアで同82.5％増加しました。当社の購買データ分析ツール 「Dolphin Eye」によると、3月の「米」カテゴリ全体の平均単価（すべての容量の商品を含む）は、前月2月よりも上昇しており、備蓄米放出による価格低下はデータからは確認できませんでした。

■暑いと売れる商材が好調

平年よりも平均気温が高く、過ごしやすい日が多かった3月は夏物商材が売り上げを伸ばしました。ドラッグストアでは「UVケア・サンタン」の売上金額が前年同月比15.0％増加、「制汗防臭剤」が同11.1％増加し、食品スーパーマーケットでは「スピリッツ」が同17.3％増加、「炭酸水」が同12.7％増加、「パーソナルアイスその他」が同11.6％増加しました。

■花粉症対策商品の売り上げが伸長

寒の戻りの影響で花粉の飛散量の少ない日が多かった前年に対して、気温が高めで花粉の飛散量が多い環境の日が多かった本年3月は、ドラッグストアで「目薬」の売上金額が前年同月比27.9%増加、「鼻炎用薬」が同23.8％増加しました。食品スーパーマーケットでも「鼻炎用薬」が同27.9％増加、「目薬」が同26.1％増加しました。

■その他の伸長カテゴリ

食品スーパーマーケットでは「練りミルク」の売上金額が前年同月比26.3%増加しました。生鮮商品の購買も分析できる当社の「Eagle Eye」で分析したところ、同月は「いちご」の売り上げが前年同月比で大きく伸長しており、「練りミルク」の売上増加に寄与した可能性が考えられます。他にも「ココアドリンク」「お茶漬けの素」などのカテゴリが売り上げを伸ばしました。

〈2025年3月の集計データについて〉

• 生鮮・惣菜カテゴリ及び、カテゴリ名の冒頭に「その他」を含むものを除外し、1店舗あたり200個以上売れているカテゴリを集計
• 数値…小数点以下第二位を四捨五入　　
• データ集計期間…2025年3月1日～3月31日
• データ抽出日…2025年4月21日　　※プレスリリース掲載の数値はデータ抽出日時点のものです

データ出典：True Data

全国ドラッグストア、食品スーパーマーケットのPOSデータをもとに統計化した購買データで集計しています。データには店舗・個人を特定する情報は含まれていません。

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