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記録的暑さだった6月、日焼け止めなど夏物需要が前倒しに
食品スーパーマーケット、ドラッグストア 対前年伸び率TOP20カテゴリを発表【 2025年6月 】

ビッグデータプラットフォームを運営する株式会社True Data(トゥルーデータ/本社:東京都港区、代表取締役社長:米倉 裕之、証券コード4416)は、当社の統計データをもとに、ドラッグストア、食品スーパーマーケットにおける2025年6月の売り上げ伸長カテゴリを発表します。


気象庁の統計開始以来、全国の平均気温が最も高かった6月は 暑くなると売れる商品が売り上げを伸ばし、ドラッグストアでは「熱冷却用品・用具」や「UVケア・サンタン」、食品スーパーマーケットでは「制汗防臭剤」や「スポーツドリンク」などが伸長しました。この先も8月にかけて猛暑となることが予測されており、引き続き体調管理や熱中症対策商品の売り上げ動向が注目されます。


食品スーパーマーケットにおいて、米の売上金額が前年同月と比べて8割増加、個数は2割増加しました。米カテゴリ全体の平均売価は依然として前年同月と比べ高いものの、前月5月と比較すると低下しています。

・暑くなると売れる商品が好調
西日本でかつてない早さで梅雨明けが発表され、東京都心では真夏日が過去最多の13日を数えるなど、記録的な暑さだった6月は、暑くなるほど売り上げが伸びる商品が好調でした。ドラッグストアでは「熱冷却用品・用具」が前年同月比28.2%増加、「男性用制汗防臭剤」が同26.3%増加、「UVケア・サンタン」が同12.3%増加し、食品スーパーマーケットでは「スポーツドリンク」が14.8%増加、「パーソナルアイスその他」が同10.5%増加しました。暑さや、紫外線対策として夏物商材の需要が例年よりも前倒しで高まる傾向が見られました。

「米」カテゴリ全体の平均売価は、前月5月に比べて減少
「米」の売上金額は食品スーパーマーケットで前年同月と比べ81.3%増加、ドラッグストアで同82.5%増加しました。売上個数も食品スーパーマーケットで同21.1%増加、ドラッグストアで同8.3%増加しました。購買データ分析ツール「Dolphin Eye」で米カテゴリ全体の平均売価を見ると、前年同月に比べ食品スーパーマーケットで49.3%増加、ドラッグストアで68.7%増加していますが、前月5月と比較するとそれぞれ8.8%減少、3.9%減少しました。

〈2025年6月の集計データについて〉
生鮮・惣菜カテゴリ及び、カテゴリ名の冒頭に「その他」を含むものを除外し、1店舗あたり200個以上売れているカテゴリを集計
数値…小数点以下第二位を四捨五入  
データ集計期間…2025年6月1日~6月30日
データ抽出日…2025年7月14日  ※プレスリリース掲載の数値はデータ抽出日時点のものです


データ出典:True Data
全国ドラッグストア、食品スーパーマーケットのPOSデータをもとに統計化した購買データで集計しています。データには店舗・個人を特定する情報は含まれていません。