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〈ドラッグストア2018年10月のインバウンド消費調査〉
インバウンドでハンドクリームが急上昇!初のトップ30入り
~災害の影響で減少した購買件数は回復傾向に~

購買ビッグデータ分析の株式会社True Data (トゥルーデータ/本社:東京都港区、代表取締役社長:米倉 裕之) は、全国ドラッグストアのPOSデータによる2018年10月のインバウンド消費動向調査を発表します。ドラッグストアのインバウンド消費1店舗あたりの購買件数は、前年同月比が5.2%減少し1,435件でした。前年同月には届かなかったものの、災害の影響で大きく落ち込んだ前月からは回復傾向にあり、ほぼ平年並みを取り戻しています。1レシート当たりの購買単価は、前年同月比で6.6%増加し15,452円と、国内消費と比べて9.5倍を記録しました。
売れ筋商品のランキングでは、調査開始以降初めてハンドクリームが30位以内に入りました。今年に入り、制汗防臭剤やサプリメントといったカテゴリが新たにランクインしており、インバウンド消費の対象となる商品はさらに広がりをみせています。

   インバウンド消費購買件数の推移 (1店舗あたりレシート枚数)

■ハンドクリームが初めてTOP30にランクイン

インバウンド調査を開始した2016年4月以降、売上個数ランキングトップ30に初めてハンドクリームが入りました。ランクインしたのは資生堂の「モアディープ」シリーズの2商品で、24位に30gが、30位に100gが入り、高い人気を示しています。資生堂ブランドであることに加え、中国で縁起がいいとされている赤を使ったパッケージが人気の理由のひとつと考えられます。新たな定番商品となるのか、今後の動きが注目されます。

〈当調査におけるインバウンド消費の定義〉
全国のドラッグストアにおける店舗情報をベースに、「銀聯カードが利用可能」「外国人観光客が多く集まる観光エリア」など複数の条件から「インバウンド店舗」を設計しています。その「インバウンド店舗」の購買情報をもとに、「1レシートあたりの購入金額が5,000円以上(免税対象)」の購入といった条件によってインバウンド消費を特定し、分析を実施しています。

〈インバウンド消費 実売動向レポートについて〉
購買ビッグデータ分析の株式会社True Dataが毎月月末に発行しているレポート。2016年5月に発売がスタートしました。2018年10月のデータを掲載した「インバウンド消費 実売動向レポート <ドラッグストア> vol.31」は、下記ホームページより、レポートの一部を無料でダウンロードいただけます。

https://www.truedata.co.jp/inbound/

価格:年間購読版 月額83,000円(税別)

<報道関係者様からのお問合せ先>株式会社True Data
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