流通用語:集団面接法【group interview、group discussion】

1. 調査名称「定性的(質的)調査」

集団面接法【group interview、group discussion】

少人数の対象者を集め、あるテーマについて座談会形式で発言させて、それを記録し質的な情報を得る方法である。個人別に面接して聞き出す方法よりすぐれている点は、

  1. 出席者同志互いに話し合うため、話の内容が広くかつ深くなること、
  2. 調査の依頼者や設計者が対象者の発言を直接きいたり、態度を観察できること

である。本調査前に予備的な知識を得るため、または本調査結果の解釈のためにしばし行なわれる。なお、この面接法に対して、個々の対象に別々に面接する方法は個人面接法(personal interviewing method)である。