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全国の 今年のヒット商品を発表!「True Dataランキング2018」
スーパー、ドラッグストア約5,000万人分のPOSデータから集計
~「サバ缶」超えた「イワシ缶」、本格志向の第3のビールが急上昇~

データマーケティングサービスを提供する株式会社True Data(トゥルーデータ/本社:東京都港区、代表取締役社長:米倉 裕之)は、全国のスーパーマーケット、ドラッグストアにおける約5,000万人分の購買データをもとに、今年話題になった食品や日用品など6カテゴリの売り上げランキングを発表します。ブームとなった「サバ缶」に続いて急上昇している「イワシ缶」や、本格的な味わいの第3のビール(新ジャンル)、手ごろな価格のリップカラーなど、プチプライスで本格的な商品が各カテゴリで上位につけています。ランキングには「日常こそ良いものを」という生活者のトレンドが表れています。

【True Dataランキング2018 調査概要】

対象店舗 : スーパーマーケット(食品)、ドラッグストア(日用品・化粧品)
期  間 : 2018年1月1日~11月10日 (データ抽出日2018年11月19日)
カテゴリ : 水産缶詰/ビール系飲料/チョコレート/冷凍食品/歯みがき粉/リップカラー
・ランキングは個別商品の購買個数順(容量違い、複数個セット、企画品は別個の商品としてカウント)
・前年順位は前年同期(2017年1月1日~11月10日)の個数順位(同じJANコードの商品比較)
・個数シェアは対象カテゴリ全体に占める購買個数のシェア
・リピート率は集計期間(2018年1月1日~11月10日)に2回以上購入した人の割合
データ出典:True Data
「True Data」とは、全国スーパーマーケット、ドラッグストアにおいて、ポイントカードを利用して購入した合計約5000万人分の購買データ(ID-POSデータ)をもとに統計化した全国データ

■水産缶詰 ランキング 〈スーパーマーケット〉

ブームはサバ缶だけじゃない!イワシ缶も急上昇

 水産缶詰カテゴリでは、「いわし蒲焼(マルハニチロ)」が前年48位から大きく順位を上げ2位にランクインしました。サバ缶の各商品も順位を上げています。ツナ缶以外の水産缶詰の売り上げは上昇しており、2018年10月は前年同月比で約4割増加しました(図1)。国内一人あたりの魚介消費量が減少しつづけるなか、健康志向や時短ニーズを反映し、魚の代替として、サバ缶やイワシ缶の人気が高まっています。


(図1)イワシ、サバ缶など、ツナ缶(マグロ・カツオ)以外の水産缶詰 売上推移

■ビール系飲料 ランキング 〈スーパーマーケット〉 
※JANコードにもとづき、容量違い、複数個セット、企画品などは別商品として集計
キリンビールの新商品「本麒麟」がランクイン

ビール系飲料(ビール・発泡酒・新ジャンル)ランキングのトップ10中7商品が新ジャンルでした。ビールでは唯一「アサヒスーパードライ」が、容量、数量違いで3商品ランクインしています。注目は9位にランクインした「本麒麟(キリンビール)」。2018年3月13日に発売された新商品のため、販売期間が本調査の集計期間(1月1日~11月10日)と比較して2か月以上短いにもかかわらずトップ10入りしました。

■チョコレート ランキング〈スーパーマーケット〉

1位はロッテ「ガーナ」、リピート率では「神戸ローストショコラ」

1位、2位には、シンプルな板チョコタイプがランクインしました。期間中に2回以上購入する人の割合を示すリピート率をみると、トップ10の中で唯一、「神戸ローストショコラ 濃厚ミルクチョコレート(江崎グリコ)」が3割を超えており、リピーターの多い商品であることがわかります。

■冷凍食品 ランキング〈スーパーマーケット〉

最も売れた冷凍食品はリピーターが多い「味の素ギョーザ」

「味の素 ギョーザ」が2位に差をつけて第1位となりました。リピート率も高く、約半数がリピーターであることがわかります。日本冷凍食品協会の調査によると、冷凍食品の国内一人当たり消費量は昨年、過去最高を記録しました。単身世帯の増加や時短ニーズを反映して注目されているカテゴリです。

■歯みがき粉 ランキング〈ドラッグストア〉

1970年発売の長寿商品「ホワイト&ホワイト」が根強い人気

1位、3位、5位に花王の「クリアクリーン」シリーズがランクインし、高い人気を示しています。リピート率を見ると、9位の「ホワイト&ホワイト」が突出して高い数値であり、根強い人気があることがわかります。同商品は1970年に発売され40年以上愛され続けている長寿商品です。

■リップカラー ランキング〈ドラッグストア〉

今年はちふれが上位独占!プチプラでトレンドが手に入ると話題に

リップカラーカテゴリではトップ10中9商品が「ちふれ 口紅 詰替」シリーズでした。前年はトップ10にランクインした同シリーズは3商品でしたが、本年は大幅に順位を伸ばす色番が続出しました。1位になった「549番」はトレンドカラーのひとつであるレッド系の落ち着いた色味で、350円という手ごろな価格で手にはいるトレンドコスメとして、SNSや口コミサイトで話題になっています。ちふれ以外で唯一ランクインしたのは、口紅を落ちにくくするコートジェル「リップジェルマジック(コーセー)」だったため、口紅のジャンルではちふれが上位を独占する結果となりました。

 

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