データ×データの発見クイズ ~常盤勝美のお天気マーケティング【番外編】~ 第19問

こたえと解説

こたえ ・・・ まぜ御飯の素・レトルト丼の素

2月末から3月初めにかけての売上の突出は、ひな祭りに向けた“ちらし寿司の素”の需要と考えられます。

また、8月から9月半ば頃にかけての高い売上水準は、“炊き込みご飯の素”や“栗ご飯の素”などが多く含まれているものと考えられます。寒さが増す冬に向け、メニューの中心が鍋物料理やシチューなど、より熱々のものに移行していくため、9月末頃には早くも売上水準が下降していきます。

※抽出データ                                  株式会社True Data「ドルフィンアイ」に搭載されている、「まぜ御飯の素・レトルト丼の素」カテゴリ(業態:スーパーマーケット、期間:2021年1月4日~2023年1月1日、データ抽出日2023年1月10日)の週次の買物指数(買物指数は来店者100万人における購入金額を示す独自の指標)。

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株式会社True Data 流通気象コンサルタント 常盤 勝美
〈プロフィール〉
大学で地球科学を学び、民間の気象会社で約20年にわたりウェザーマーチャンダイジング関連サービスに従事。2018年6月、True Dataへ入社し、気象データマーケティングを推進。著書に『だからアイスは25℃を超えるとよく売れる』(商業界)など。気象予報士、健康気象アドバイザー。