データ×データの発見クイズ ~常盤勝美のお天気マーケティング【番外編】~ 第17問

こたえと解説

こたえ ・・・ 冷凍水産素材

12月後半の売上の突出は、年末年始に向けた需要と考えて間違いないでしょう。カニやエビを使った料理は、普段はそれほど頻繁に消費されるものではないものの、年末の食卓、おせち料理などでよく用いられるため、年末の週に集中して、売上が大きく跳ね上がるようです。

なお、ヒント2に示したそれ以外のグラフが示すカテゴリは、以下のとおりでした。

  • カテゴリA・・・冷凍農産素材
  • カテゴリB・・・冷凍麺
  • カテゴリC・・・冷凍ピザ・グラタン類
  • カテゴリD・・・冷凍調理
  • カテゴリE・・・冷凍畜産加工品
  • カテゴリF・・・冷凍米飯加工品
  • カテゴリG・・・氷

カテゴリC(冷凍ピザ・グラタン類)の売上の突出は年末週より1週前であり、年末年始というよりはクリスマスの夕食に向けた需要と考えられます。また、カテゴリD(冷凍調理)は冷凍水産素材とは逆に、年末週に売上が大きく落ち込んでいます。学校が冬休みで弁当需要が一時的に低くなるのに合わせて売場を縮小させ、その分年末年始用の冷凍水産素材のために売場を確保しているのかもしれません。また、カテゴリG(氷)は夏に売上が高く冬に売上が低いという明瞭な季節変動が見られるため、すぐ特定できるかと思います。

※抽出データ                                  株式会社True Data「ドルフィンアイ」に搭載されている、「冷凍水産素材」「冷凍畜産素材」「冷凍農産素材」「冷凍調理」「冷凍ピザ・グラタン類」「冷凍麺」「冷凍米飯加工品」「氷」カテゴリ(業態:スーパーマーケット、期間:2020年12月7日~2022年12月4日、データ抽出日2022年12月15日)の週次の買物指数(買物指数は来店者100万人における購入金額を示す独自の指標)。

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株式会社True Data 流通気象コンサルタント 常盤 勝美
〈プロフィール〉
大学で地球科学を学び、民間の気象会社で約20年にわたりウェザーマーチャンダイジング関連サービスに従事。2018年6月、True Dataへ入社し、気象データマーケティングを推進。著書に『だからアイスは25℃を超えるとよく売れる』(商業界)など。気象予報士、健康気象アドバイザー。