流通用語:標準偏差【standard deviation】

標準偏差【standard deviation】

ある集団の個々のデータを用いて計算した分散を平方根に開いたものをいう。この値は度数分布の拡がりの度合を示す値として重要である。また、これから一定の算式を用いて標本誤差の大きさを計算できる点でも重要である。分散の項(前項)の計算例で示せば、年齢の標準偏差は√14=3.7(歳)、使用、非使用の標準偏差は√0.21=0.46である。標準偏差を平均で割算した値を変化係数、変動係数と呼んでいる。