データ×データの発見クイズ ~常盤勝美のお天気マーケティング【番外編】~ 第23問

こたえと解説

こたえ ・・・ だいこん

だいこんは、季節によって主産地が変わりますが、1年を通して一定の出荷量があります。その中で、一番の旬は秋~冬です。

※出典:独立行政法人農畜産業振興機構

根菜は一般に秋冬に旬を迎え、煮込み料理の具材として用いられることが多いのですが、大根は大根おろしとして様々な季節に使われるだけでなく、生の状態でサラダの具材として用いられることもあります。1年を通してよく食べられている野菜です。なお、秋頃の売上のピークは、おでん用あるいはサンマなど焼き魚の添え物用需要と考えられます。

年末の売上の突出も、年末年始に人が集まる機会でのおでんや、おせち料理のなます、雑煮の具材、からみ餅用などの需要の可能性が考えられます。

※抽出データ                                  株式会社True Data「イーグルアイ」に搭載されている、「野菜_根菜類_だいこん」カテゴリ(業態:スーパーマーケット、期間:2021年5月3日~2023年4月30日、データ抽出日2023年5月18日)の週次の購買指数(購買指数は週別購入金額の当該期間平均値を1としたときの比率)。

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株式会社True Data 流通気象コンサルタント 常盤 勝美
〈プロフィール〉
大学で地球科学を学び、民間の気象会社で約20年にわたりウェザーマーチャンダイジング関連サービスに従事。2018年6月、True Dataへ入社し、気象データマーケティングを推進。著書に『だからアイスは25℃を超えるとよく売れる』(商業界)など。気象予報士、健康気象アドバイザー。