定番のフルーツ味からコーラにヨーグルト――スーパーマーケットのお菓子売り場へ行くと、色とりどりのグミがどーん!と数多く並んでいて、その人気のほどがうかがえます。外出のおともに、おやつタイムにと色々なシーンで手軽に食べられるグミ。いまどんな商品が人気なのでしょうか。今回のブログでは、6000万人規模の消費者購買情報をもとに統計化したデータを扱うTrue Dataが、いま食品スーパーマーケットで売れているグミ30商品をご紹介します。グミは当社分類で「キャンディ・キャラメル」カテゴリに含まれていますので、「キャンディ・キャラメル」ランキングからグミだけをピックアップしてみました。(集計期間2023年3月6日~4月2日)
まずはグミの16~30位までをご紹介!ハード系も高い人気
「コーラアップ」や「カンデミーナグミ」、「タフグミ」、「果汁グミ 弾力プラス」、「ペタグーグミ」など、ハードな食感がポイントの商品が多くランクインしています。グミならではの弾力を楽しみたい方や、お仕事や勉強の合間に嚙むことで集中力を高めたい、という方もいるのではないでしょうか。一方で、ぷるんとしたやわらかい食感が特徴の「コロロ」もランクインしています。
続いてグミ上位15商品がこちら!ぶどう味、強し!
上位15商品のうち、なんと9商品がぶどう味!ぶどう味はグミの王者と言って良さそうですね。食感の面では、シャリッとするパウダー付きの「しゃりもに」や、ぷるぷるの「水グミ」など、ハード系に加えてさまざまなバリエーションの商品がランクインしました。
グミを買う人の年齢層は?
ランキングで紹介したグミ上位30商品の購入者年齢層を見てみましょう。
最も多かったのは40代で3割以上を占めています。日本で誕生した初のグミ「コーラアップ」が発売されたのは1980年。40代は子どもの頃からグミに親しんでいた世代と言えそうです。さらに、カラフルで遊び心のあるグミはお子様の人気も高いので、自分用だけではなくお子様のおやつとしても購入されているのではないでしょうか。
最後に、最近メディアなどで何かと比較されることの多い、ガムとグミの購入者の違いを見てみましょう。ランキングに登場した上位30商品のグミの購入者と、チューインガムカテゴリの購入者を比べたグラフがこちらです。
ガム(水色)と比べると、グミの人気商品(赤)は10代から40代までの割合が多いことがわかります。一方ガムは、70代にも購入者の山があり、2割近くを占めていますが、グミはハードな食感の商品も多いためか、1割強とあまり多くはありません。それぞれの年代で、自分に合ったリフレッシュのためのお菓子を選んでいるのかもしれませんね。
もうすぐ待ちに待ったゴールデンウィーク。旅行のおともにお菓子を買いに行く際は、ぜひスーパーマーケットのグミ売場をチェックして、お気に入りの一品を見つけてみてはいかがでしょうか。
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※掲載内容は執筆当時、データは抽出日時点のものです