データ×データの発見クイズ ~常盤勝美のお天気マーケティング【番外編】~ 第9問

こたえと解説

こたえ ・・・ みつば

みつばは、普段の売上規模はそれほど大きくないものの、正月の雑煮などの具材用需要として年末に売上が大きく跳ね上がります。それ以外の時期の売上の一時的な伸びは、節分とひなまつりのお吸い物具材需要、土用の丑の日周辺のうなぎに添える、あるいは肝吸い具材需要と考えられます。

売上の一時的な伸びのない普段も、料理用途としては、お吸い物や温かいそばなどの具材として使われることが多いため、暑い陽気の時よりは寒い陽気の時に好まれると考えられます。

※抽出データ                                  株式会社True Data「イーグルアイ」に搭載されている、「野菜_葉茎菜類_みつば」カテゴリ(業態:スーパーマーケット、期間:2020年1月6日~2022年1月2日)の週次の購買指数(購買指数は週別購入金額の当該期間平均値を1としたときの比率)。

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株式会社True Data 流通気象コンサルタント 常盤 勝美
〈プロフィール〉
大学で地球科学を学び、民間の気象会社で約20年にわたりウェザーマーチャンダイジング関連サービスに従事。2018年6月、True Dataへ入社し、気象データマーケティングを推進。著書に『だからアイスは25℃を超えるとよく売れる』(商業界)など。気象予報士、健康気象アドバイザー、地球温暖化防止コミュニケーター。